思考のパターン 3
受けたひどい仕打ちとは。
Kさんの言う「ひどい仕打ち」というのはいったいどんなものだったのか?それは高校時代にさかのぼる。
Kさんはもともと内気な性格だったが、高校に入ったのをきっかけに「性格改造」して明るくなろうと心中密かに期するものがあった。
Kさんの入ったのは女子校でした。
新入生ばかりでまだ皆互いに知らないせいなのだろう、1年生のクラスは何か白々としたムードが漂っているように思えた。
その中でKさんは張り切った。
いや、かなり無理をした。
受けたひどい仕打ちとは。
Kさんの言う「ひどい仕打ち」というのはいったいどんなものだったのか?それは高校時代にさかのぼる。
Kさんはもともと内気な性格だったが、高校に入ったのをきっかけに「性格改造」して明るくなろうと心中密かに期するものがあった。
Kさんの入ったのは女子校でした。
新入生ばかりでまだ皆互いに知らないせいなのだろう、1年生のクラスは何か白々としたムードが漂っているように思えた。
その中でKさんは張り切った。
いや、かなり無理をした。
慢性無気力の女性Kさん。
Kさん(仮名)は31歳のフリーターです。
1年前から私の外来に通うようになりました。
Kさんの症状は漠然としていました。
毎日、身体がだるく、気力が出ない。
何かやろうとしても一向にファイトが湧いてきません。
それで一日中ぶらぶらして過ごしています。
「生きていてもおもしろくないな。
死んじゃおうかな」と思うこともあるが、本気で自殺を試みたりしたことはない。
こんな状態がもうヒ、8年も続いているのだった。
少し良くなったかと思うと、すぐに元のレベルにもどってしまい、安定することがないのです。
Kさんはつい最近まであるブティックの臨時販売員として勤めていたが、「ショックなことがあって」ブイッと辞めてしまいました。
だいたいいつもこの調子で、どの仕事(と言ってもバイトレベルのものばかりだが)も3カ月と続いたことはないのです。
「もともとの私はこんなんじゃなかったんですけど、昔ひどい仕打ちを受けたお陰で、人間性が傷つけられたのです。
それでもう立ち直れないんです」これがKさんの口癖でした。
なつかしさを超えたこだわり。
良くも悪くも過去は取り戻せないものです。
あの時うまくいっていれば・・・あの時あんなことがなければ・・・あんな思いをしなければ・・・どんな人にとっても取り戻したい過去はあるものだ。
かくいう私も、高校の時に片思いをしていたNさんに告白していれば、今頃もっと違う人生を歩んでいたかも・・・と思うことはある。
だが、それはあくまでもたまに思い出す「青春の一ページ」というものでしかない。
今さら思い切って告白することなどできないのだから。
だが、過去の体験と現在の問題を結びつけ、未来に向かうことができずにいる人たちがいます。
そのような人たちが陥っているのが、「過去こだわり型ぐるぐる思考」です。
さて、このTさんが、水分を摂らないのも悩みの1つであった。
病院にいた問、尿量が増えるからと、水分摂取を控えさせられていたらしい。
ひどい話です。
これに対しても私たちは、ずいぶんピントの外れたアプローチをしています。
左手ではコップやお椀が持ちにくいだろうと、大きな把手のついたコップを買ってきて、牛乳や味噌汁を移し替えて出していたのです。
これまた偶然なのだが、ある日、1人の寮母が、昼食に付いている牛乳を、このコップに移し替えるのを忘れてしまったのです。
すると彼は、牛乳を左手でむんずとつかんで、グイグイと飲んでいたのです。
「じゃ、味噌汁も牛乳ビンに移そうよ」なんて言い出すところが、寮母職のたくましいところであるが。
なに、これをきっかけに、味噌汁もすまし汁も、みんな普通のお椀で飲むようになってしまったのだ。
現場で起こっていることといったら、こんな不思議というか面白いというか、理論やマニュアルなんかにはとてもならないことばかりなのです。
だが、偶然と見えるその裏に、偶然を見逃さず、老人の生活復帰へとむすびつけようとするスタッフの強いベクトルが存在すること、それこそが重要なのです。
しかし、どうも職員のようすを見ていると、少なくとも「楽をしたい」ということだけで、「1人で食べろ」と言っているのではなさそうです。
不器用なPTが変わった形のスプーンを作って持ってきたり、寮母がわざわざ変な皿を探してきて「使ってみろ」なんて言う。
実際、こうした工夫に比べれば、食事介助なんてのは、ある意味では簡単なのです。
「どうも、こいつら信用していいな」「本当に困ったときには、介助してくれそうだな」とTさんは感じたのではないか。
そこへ、"カレーライス"と"人手不足"という偶然がやってきたのです。
Tさんは、1人で食事ができなかったのではなく、しなかったのです。
私たちの工夫した特殊なスプーンの柄や皿といったアプローチは、できないことをできるようにしようというアプローチであり、それ自体はピントのずれたものであった。
だが、そのアプローチをとおして、しないが、するに変化したのです。
無駄と思える工夫をとおしてでも、私が、もっとも「Tさんの自立」を創り出したと思う要因は、寮母や私が、スプーンの柄だの皿だのゴムマットだのといろんな工夫をしたことなのです。
じつは、このスプーンも皿もゴムマットも、自立して数日後から、まったく使われていないのです。
ふつうのスプーンとふつうの皿がよい、と言うのです。
それで、上手に食べています。
にもかかわらず、こうした、結果的には役に立たなかった工夫が、自立をもたらしたと思うのだ。
Tさんにしてみれば、「1人で食べろ」と言われるものの、それは関係を確認してきた唯一のものが失われることでしかない。
「職員が楽をしようと思って、『自立』をすすめているのに違いない」とも思えるだろう。
しかも、将来、老化が進んだりして、本当に1人で食べるのが困難になったときに、ここの職員たちはちゃんと介助してくれるだろうか?という心配もある。
これこそ、単なる偶然にすぎないじゃないか、と思うかもしれない。
たまたま人手の足りない日に、たまたまTさんの好きだったカレーライスが出たために、介助を待ちきれずに自分で食べてしまい、それをきっかけに、食事が自立した、という話です。
確かに、これは偶然です。
だが、こうした偶然が、自立へとつながっていったということの裏には、職員の意識的営為が存在しているのです。
私は、そこに注目したい。
まず、"特殊スプーン"や"特殊皿"をしつこく出し続けたということです。
なんとかTさんを自立させたい、という職員全体の方向性がなければ、とても続けられることではない。
さらに、"人手不足"と"カレーライス"という偶然を、その日から自立へとむすびつけてしまったのも、自立させようという意志が持続していたからこそできたことです。
こんにちは。
占いは黒点も関係しているそうですが、その黒点について様々な研究がなされていました。
ネルソンは太陽黒点の周期が潮の干満(引力)の力により惑星運動と関係づけられるという学説を研究することに決めた。
それらの力はあまりにも小さいという月並の反論にこたえて、彼は、太陽そのものでなく、きわめて不安定な帯電した大気に影響するほど大きいものであるかもしれないと論じた。
もし惑星が11年太陽黒、爪周期を変調する部分的な原因であるならば、個々の黒点の出現に影響するかどうかを問うことは筋の立たないことではないようです。
ともかく、彼はその学説が研究に値するものであると考、兄て、彼の研究を惑星の影響分野に拡張する許可をRCAから得ました。
彼はそのときそのことを実現しなかったが、科学的占星家となりました。
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毎日のように、お膳にその"特別スプーン"を付けるのだが、Tさんがそれを使う気配はいっこうにない。
「お皿も変えてみたら?」という声も出る。
片手でスプーンを使うと、食べ物がなかなかスプーンに乗らず、皿から出てしまうため、片方を高くした皿を寮母さんが買ってきた。
それでも皿全体が動いてしまうので、今度はゴムマットを買ってきて、敷いてみる。
それでも、自分1人では食べてはくれない。
ところが、ある日の昼食時のことです。
その日の献立はカレーライスで、例の片方の高い皿に乗って、Tさんの前に運ばれてきた。
私の作った太い柄のスプーンも虚しく付いています。
その日は、寮母の数が少なく、食事介助に行くのが遅くなってしまった。
あわてて寮母が駆けつけると、なんと、Tさんが左手でスプーンを持って、ちゃんと食べていたのです。
「あっ、見た、見た。1人で食べられるじゃないの!」
その日から、Tさんの食事は自立した。
それだけの話です。
マックス・カール・エルンスト・ルートヴィッヒ・プランク
プランクは生涯の最後の2年間はゲッチンゲンで平穏に過ごした。
ここで彼はマックス・プランク科学振興協会の設立を見届けることができ、1947年10月7日、89歳でゲッチンゲンの地で亡くなりました。
マックス・プランクは偉大な科学者であると同時に哲学者でもあった。
また深い宗教的信念をもつ人でもあって、それによってあのような重なる苦しみに堅い心をもって耐えることができたのです。
1920年から死のときまで忠実な教会役員だったプランクは、全能で恵み深い創造者を信じていました。
彼自身の言葉によれば、神は「自然法則がもっのと同じ属性をお持ちであられる」のでした。
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